インドネシア火山噴火 34人死亡 17人行方不明に 捜索急ぐ

インドネシアのジャワ島で4日に起きた火山の噴火では、火砕流がふもとの集落に到達し、これまでに34人の死亡が確認されました。さらに17人が行方不明となっていて、救難当局が捜索を急いでいます。

インドネシアのジャワ島東部では4日、標高およそ3600メートルのスメル山が噴火し、火砕流や火山灰が、ふもとの集落に到達しました。

国家災害対策庁によりますと、これまでに34人の死亡が確認されました。

また、依然として17人の行方が分からなくなっているほか、56人が、やけどなどのけがをしたということです。

さらに、噴火によって周辺のおよそ3000棟の住宅が被害を受け、現地からの映像では、住宅が埋まり、屋根だけが見えている様子も確認できます。

国家捜索救難庁は、犠牲者の数がさらに増えるおそれもあるとして捜索を急いでいますが、手作業で地面を掘り起こしているうえ、悪天候のために活動は難航しています。

京都大学火山活動研究センターの井口正人教授は「スメル山はインドネシアで最も活動的な火山の1つで、94年の噴火でも死者が出ている。今回の噴火は、そのときのものよりも災害の規模が大きい」と話しています。