ミャンマー 軍弾圧で若者デモ隊5人死亡か 国際社会が批判

5日、ミャンマーの最大都市ヤンゴンでクーデターに抗議する若者たちのデモ隊に、軍の車両が突っ込むなどして5人が死亡したと伝えられたことに対し、国連の現地事務所をはじめ国際社会から批判の声が相次いでいます。

ミャンマーの複数のメディアは目撃者の話として、現地時間の5日、最大都市ヤンゴンの中心部近くで、20人余りの若者たちが軍のクーデターに抗議するデモを行っていたところに軍の車両が後方から突っ込んで4人が死亡したほか、治安部隊の発砲によって1人が死亡し、合わせて5人が犠牲になったと伝えました。

今回の事態を受けて、国連ミャンマー事務所の常駐調整官代行が5日、声明を出し「非武装の民間人への攻撃に対し可能なかぎり強いことばで非難するとともに、殺害されたすべての人々の家族などに哀悼の意を表する」としています。

そのうえで「表現の自由は基本的な人権であり、治安部隊による今回の行動は全く受け入れられない。武力を行使したものは責任を負わなければならない」としています。

このほか現地のアメリカ大使館も暴力を非難する声明を公表するなど、国際社会から批判の声が相次いでいます。

国営紙「不法な騒乱集団を治安部隊が解散」

軍の統制下にあるミャンマーの国営紙は6日付けの紙面で「不法な騒乱を引き起こした集団を治安部隊が解散させた」と報じています。

そして、11人を拘束した一方で3人がけがを負い軍の病院で適切な処置を受けているなどと伝え、死者の有無には触れていません。