北京五輪に向け “待機期間中の練習” 特例継続へ 官房長官

海外遠征から帰国した日本人スポーツ選手が待機期間中でも練習できる特例措置について、松野官房長官は記者会見で「オミクロン株」の世界的な広がりを受けて、北京オリンピックに参加が見込まれる選手や関係者にかぎって引き続き適用する方針を明らかにしました。

海外遠征から帰国した日本代表のスポーツ選手などの水際対策をめぐっては、選手のコンディション維持のため厳しい防疫措置を講じることを条件に、14日間の待機期間中でも練習を認める特例措置が設けられています。

この特例措置について、松野官房長官は臨時閣議のあとの記者会見で、新型コロナの新たな変異ウイルス「オミクロン株」の世界的な広がりを受け、北京オリンピックに参加が見込まれる選手や関係者にかぎって引き続き適用する方針を明らかにしました。

そのうえで、これまでの防疫措置に加えて帰国後4日目以降は2日に1回のペースでPCR検査を実施することや厳しい行動管理の実施を徹底することを求めると説明しました。