“オミクロン株 感染者の濃厚接触者1人をゲノム解析”官房長官

松野官房長官は記者会見で、日本国内で確認された「オミクロン株」の感染者の濃厚接触者のうち、ナミビア滞在歴のある10歳未満の男性が新型コロナの陽性が確認されたことから「オミクロン株」かどうかゲノム解析を進めていることを明らかにしました。

新型コロナの新たな変異ウイルス「オミクロン株」をめぐっては、日本国内では、アフリカ南部のナミビアから入国した30代の外交官の男性と、南米ペルーから入国した20代の男性の2人の感染が確認されています。

これに関連して松野官房長官は、臨時閣議のあとの記者会見で「先月28日に成田空港に到着したナミビア滞在歴のある10歳未満の男性にコロナの陽性が確認された。この事例についてゲノム解析を進めている」と述べ、ナミビアから入国した外交官の男性の濃厚接触者の1人が「オミクロン株」に感染しているかどうかゲノム解析を進めていることを明らかにしました。

一方、松野官房長官は、このほかの濃厚接触者について「現時点で、症状の出ている3人のうち2人は、検査の結果で新型コロナの陰性が判明したものの、残る1人については、さらに新型コロナに感染しているかどうか、詳しい検査を進めている」と述べました。