米 ボブ・ドール元上院議員が死去 共和党の大統領選候補にも

アメリカで上院議員を長年務め、1996年の大統領選挙で共和党の候補となるなど、党の重鎮としても知られるボブ・ドール氏が死去しました。98歳でした。

ボブ・ドール氏は1923年、中西部カンザス州で生まれ、第2次世界大戦に従軍し、戦地のイタリアで敵の部隊からの攻撃を受け、右腕に大きな傷を負いました。

その後、1996年まで25年以上にわたって上院議員として活動し、長年、共和党トップの院内総務を務めました。

1996年の大統領選挙では、共和党の候補として民主党の現職だったビル・クリントン氏と争いましたが敗れました。

ドール氏はアメリカが抱えるさまざまな課題に超党派で取り組み、雇用面などで障害者差別を禁止する法律の制定などに力を尽くしました。

ことし2月には最も進行が進んだ状態の「ステージ4」の肺がんと診断されたことを公表していましたが、ドール氏の妻の財団がインターネット上で明らかにしたところによりますと、ドール氏は5日午前、亡くなったということです。

98歳でした。

バイデン大統領は声明を発表し「アメリカ史上まれに見る政治家で、私にとっては信頼できる指導を仰ぐことができる友人でもあった」とドール氏の死を悼みました。