「日本旅行業協会」会長が辞任届 会長の会社の不正受給疑いで

「日本旅行業協会」の会長が代表取締役を務める旅行会社が「雇用調整助成金」を不正に受給した疑いが出ている問題で、会長が協会に対して辞任届を提出したことが、関係者への取材で新たに分かりました。

辞任届を提出したのは、「日本旅行業協会」の菊間潤吾会長です。

菊間会長が代表取締役を務める東京の旅行会社、「ワールド航空サービス」を巡っては、去年から社員を休ませているように装ううその書類を国に提出し、雇用調整助成金を不正に受給していた疑いがあることが明らかになりました。

外部の弁護士などで作る第三者委員会によりますと、事実に反する申請に基づいて受給した額は、およそ1億7800万円と推認されるということです。

第三者委員会は、不正が故意だったかどうか明確に判断できなかったとしているものの、関係者によりますと、辞任届は、菊間会長が問題の責任を取る形で提出したということです。

日本旅行業協会は、副会長を務めるJTBの高橋広行会長を暫定的に会長代行に選出していますが、辞任届の提出を受けて、6日、臨時の理事会を開き、菊間会長の後任などを議論する方針です。