フランス大統領選 最大野党 共和党が女性の公認候補決定

フランスでは来年春に行われる大統領選挙に向けて、最大野党の共和党が女性の公認候補を決定し、重要な争点となっている移民や治安の問題を中心に論戦が一層活発化しそうです。

フランスの最大野党で中道右派の共和党は来年4月の大統領選挙に向けて閣僚経験者など5人の中から公認候補を選ぶ党員投票を行い4日、サルコジ政権で閣僚を務めたバレリー・ペクレス氏(54)に決定しました。

ペクレス氏は会見で「パズルのように分断されたフランスを修復し国の統一と尊厳そして誇りを取り戻す」と訴えました。

大統領選挙をめぐる最新の世論調査では、マクロン大統領が首位を維持し、前回選挙で決選投票に進んだ極右政党のルペン氏と移民排斥など極右的な主張を訴える評論家のゼムール氏が2位を争っています。

ペクレス氏は4位にとどまり、公認決定で弾みがつくかどうかが注目されます。

ペクレス氏は重点政策として移民の受け入れ人数の制限のほか、治安やテロ対策に充てる予算を増額し、凶悪犯や過激派の取締りを徹底することをあげています。

大統領選挙まで5か月となり、極右勢力の台頭が目立つなかで移民や治安への対策が重要な争点となってきています。