岸田首相 オミクロン株感染未確認の入国者 自宅待機理解求める

新型コロナへの対応をめぐって、岸田総理大臣は「限られた医療資源を『オミクロン株』に集中させる」と述べ「オミクロン株」の感染が確認されていない国や地域からの入国者について、ワクチンの接種済みを条件に14日間の自宅待機に切り替えたことに理解を求めました。

政府は「オミクロン株」の感染が確認されていない国や地域からの入国者について、4日からワクチンの接種済みを条件に、14日間の自宅待機に切り替えました。

この対応について、岸田総理大臣は、訪問先の福島県会津若松市で記者団に対し「世界で『オミクロン株』の感染が広がっているので、待機施設を増やす一方、オミクロン株ではない変異株の陽性者には、ワクチンを接種している人に限って自宅待機とすることに切り替えた」と述べました。

そのうえで「今回の措置は、限られた医療資源を今大きな問題になっているオミクロン株に集中させるという考え方だ。この意味合いをよく説明しながら、対策を進めていきたい」と述べ、自宅待機への切り替えに理解を求めました。