全日空と日本航空 日本への到着便 新規の予約受付を再開

航空大手の全日空と日本航空は、国土交通省が新型コロナウイルスに対する水際対策として航空会社に出した日本に到着するすべての国際線での新規予約の停止要請を取り下げたことを受けて、4日午前0時から日本への到着便の新規の予約受け付けを再開しました。

国土交通省は、新型コロナの新たな変異ウイルス「オミクロン株」の感染拡大に対する水際対策を強化するとして、先月29日、航空各社に対し、今月末までの1か月間、日本に到着するすべての国際線の新たな予約を停止するよう要請しました。

これを受けて全日空と日本航空は、今月1日から日本への到着便の新規予約を停止していました。

しかし、新規予約の停止要請の対象には海外にいる日本人も含まれ、予約を取っていない日本人が事実上、帰国できなくなることから、日本人の帰国需要に十分配慮すべきだとして、国土交通省は2日、一転してこの要請を取り下げました。

これを受けて、航空大手の全日空と日本航空は、4日午前0時から日本に到着する便の新規の予約受け付けを再開しました。

これによって、1日当たりの入国者の上限である3500人程度になるまでは、航空各社で日本に到着する便の新たな予約ができるようになります。