電力需給 厳しい冬 “家庭や職場で効率的使用を”萩生田経産相

この冬の電力需給が過去10年で最も厳しくなる見通しとなる中、萩生田経済産業大臣は3日の閣議のあとの記者会見で、家庭や職場で電力を効率的に使用するよう改めて協力を呼びかけました。

この中で萩生田大臣は「家庭や事業者には、厳しい電力需給の状況を踏まえ、使っていない部屋の電気を消すなど、無理のない範囲で効率的な電力使用や省エネに協力をお願いしたい」と述べ、家庭や職場で電力を効率的に使用するよう改めて協力を呼びかけました。

また、発電や小売の事業者に対しては電力の安定供給に向けて「供給力や燃料の確保への備えに万全を期すよう改めてお願いしたい」と述べました。

一方、萩生田大臣は会見でWTO=世界貿易機関で、国ごとに異なるサービス分野の国内規制に関する交渉が、有志国である67の国と地域で妥結したことを明らかにしました。

具体的にはサービス関連の企業が海外に進出した際、許認可の手続きなどをスムーズに進めるためオンラインによる申請を認めることや、必要な情報を迅速に公表し書面で入手できるようにすることなどが盛り込まれています。

萩生田大臣は「各国の規制や手続きの透明性と予見可能性の向上につながり、国際的なビジネス環境の改善が期待される」と述べました。

WTOでは加盟する164の国と地域すべての同意が原則ですが、利害が対立し同意できないケースが相次いでいて、今後、有志国の間でルールづくりを主導する動きが広がりそうです。