大阪 オミクロン株 同機搭乗の別の男性1人が濃厚接触者に

南米ペルーから入国した男性の「オミクロン株」への感染が確認されたことをめぐり、大阪府の吉村知事は、府内在住の別の男性1人が同じ飛行機に乗っていて、濃厚接触者となったことを明らかにしました。男性に症状はなく、2日午後から府内の宿泊療養施設に入所しました。

新型コロナの新たな変異ウイルス「オミクロン株」をめぐっては、ペルーに滞在歴があり、先月27日に成田空港に到着した20代の男性の感染が確認されました。

大阪府の吉村知事は2日、記者団に対し、国内では2人目の感染者となったこの男性と同じ飛行機に府内在住の別の男性が乗っていて、濃厚接触者となったことを明らかにしました。

男性は検査は陰性で症状はなく、帰国後、大阪府内の自宅で待機していましたが、2日午後からは府が確保した「オミクロン株」の濃厚接触者専用の宿泊療養施設に入ったということです。

施設には看護師が常駐していて、男性は2日に1回、PCR検査を受けながら待機するということです。

大阪府は「オミクロン株」の感染者と同じ飛行機に乗った府民に対し同様の要請をしていく方針で、吉村知事は「市中感染をできるだけ抑えることにつながるので、理解をお願いしたい」と話しています。