韓国から日本への入国 6日間の施設待機に オミクロン株確認で

韓国で新型コロナの新たな変異ウイルス「オミクロン株」の感染者が初めて確認され、政府は、新たに韓国から入国する日本人などについても、6日間、国が指定する施設にとどめる方針を決めました。

オミクロン株の世界的な感染の広がりを受けて、政府は30日、すべての国や地域を対象に外国人の新規の入国を原則、停止しました。

2日からは南アフリカやナミビアなど、アフリカの10か国からの在留資格を持つ外国人の再入国も原則として順次、停止します。

さらに1日夜、韓国政府がオミクロン株の感染者が初めて確認されたと発表したことを受け、日本政府は、韓国から入国する▽日本人と▽在留資格を持つ外国人についても、入国後6日間は検疫所が指定する宿泊施設にとどめる方針を決めました。

また、▽スイスと、インド洋にあるフランスの海外県レユニオンから入国する場合は新たに3日間宿泊施設にとどめるほか、▽オーストラリアやスウェーデン、ドイツ、ポルトガルからの入国者については施設にとどめる期間をこれまでの3日間から6日間に延長するということです。

これらの措置は、日本時間の3日午前0時以降の入国から適用されます。

これで、日本政府が、入国者に対して施設での待機を求める国や地域は合わせて51となりました。