国民 玉木代表「クーポン経費 困窮する大学生の支援策拡充に」

18歳以下への10万円相当の給付をめぐり、現金とクーポンに分けることで、事務的な経費がおよそ900億円高くなることについて、国民民主党の玉木代表は、その経費で、新型コロナで影響を受ける大学生への支援策を拡充すべきだとして、補正予算案の組み替え動議を提出する考えを明らかにしました。

政府が補正予算案に盛り込んだ18歳以下への10万円相当の給付をめぐっては、現金とクーポンに分けて給付することで、給付にかかる経費が、現金で一括給付するのに比べて、およそ900億円高い1200億円となることが明らかになっています。

これについて、国民民主党の玉木代表は、党の両院議員総会で「その経費を使えば、困窮する大学生への600億円台の支援策を拡充し、倍の学生に配ることができる」と指摘し、次の臨時国会で、補正予算案の組み替え動議を提出する考えを明らかにしました。

また、玉木氏は、衆議院選挙の小選挙区の「10増10減」が確定したことについて「人口が減っていくところで、地域代表がいなくなることが、本当にいいのか」と懸念を示し、選挙制度の見直しを議論していく考えを示しました。