来年のえと「とら」の置物作り盛ん 佐賀 鹿島の工房

佐賀県鹿島市の人形工房で、来年のえと「とら」の置物作りが盛んに行われています。

置物作りが行われているのは、鹿島市能古見地区にある「のごみ人形工房」です。

のごみ人形は、鈴田照次さんが戦後の混乱期に社会を明るくしようと作り始めた土の人形で、丸く単純化された形とカラフルな色使いが特徴です。

今の時期、工房では来年のえとの「とら」の置物作りが盛んに行われていて、3人のスタッフが、中に鈴が入り素焼きした「とら」の人形に絵を付けています。

えとの置物は鹿島を代表する郷土玩具として人気を集めていて、工房ではことし、およそ5000個作る予定です。

鹿島市の祐徳稲荷神社の商店街で初詣の参拝者などに販売されるということで、照次さんの孫の鈴田清人さんは「とらは前進する力があると言われています。鈴の素朴な音色で心を清めて新しい年を迎えてもらいたいと思います」と話していました。