富士山マラソン ランナー半減し2年ぶり開催 山梨 富士河口湖町

富士山のふもとにある湖の周りなどを走る「富士山マラソン」が2年ぶりに開かれました。

山梨県富士河口湖町などが主催する「富士山マラソン」は、去年、新型コロナウイルスの影響でオンラインでの開催となり、28日は2年ぶりにランナーが集まって大会が開かれました。

ことしは、ランナーを例年の半分のおよそ5000人に減らし、国内在住の人に限定するなど感染防止対策をとって行われました。

レースは、富士五湖の河口湖と西湖の周りを走るフルマラソンと、河口湖畔などを走るおよそ10キロの2種類です。

このうち、フルマラソンに出場したランナーたちは、開会式を終えるとマスクを外し号砲とともに一斉にスタートしていました。

28日の富士河口湖町は快晴となり、ランナーたちは雪化粧した富士山などを見ながら、思い思いのペースで走っていました。

富山県から参加した20代の女性は、「天候に恵まれて富士山も楽しめました。自己ベストが出せてうれしいです」と話していました。

都内から参加した60代の男性は、「久々にフルマラソンを走れてよかったです。感染防止対策もとられていたので安心して走れました」と話していました。