国産温州みかん ベトナムへ初輸出 和歌山 有田川町で出発式

国産温州みかんのベトナムへの輸出が解禁されたことを受けて、全国で初めて和歌山県特産のみかんが輸出されることになり、有田川町で出発式が行われました。

温州みかんのベトナムへの輸出は、10月、病害虫の防除や農園の事前登録などの条件を満たして解禁され、全国で初めて和歌山県のみかんが出荷されることになりました。

28日、有田川町の選果場で出発式が行われ、JA和歌山県農の中家徹会長が「コロナ禍で輸送手段が限られ、初年度の輸出量は少量となる見込みだが、できるだけ多くの人たちにみかんを味わってもらいたい」とあいさつしました。
そして、事前に検疫を済ませて箱詰めされたみかんがトラックに積み込まれ、成田空港に向けて出発しました。

県によりますと、今シーズンは2トンの輸出を見込んでいて、来月からベトナム南部の都市、ホーチミンのスーパーなどで販売されるほか、SNSやフリーペーパーを使ってPR活動を行うということです。

産地の「JAありだ」上田浩晶営農販売部長は「糖度が12度以上と例年より甘い出来になっているので、ベトナムの皆さんに喜んでもらい、来年度以降の輸出量が増えることを願っています」と話していました。