関西スーパー 経営統合を2週間延期へ 争奪戦の決着見通せず

兵庫と大阪に展開する「関西スーパーマーケット」は、阪急阪神百貨店の運営会社との経営統合について、12月1日の予定から2週間延期すると発表しました。
この統合をめぐっては、神戸地方裁判所が手続きを仮に差し止める決定を出しており、予定どおりに実施できるかが不透明になっていました。

10月末の関西スーパーの臨時の株主総会では、阪急阪神百貨店などを運営する「エイチ・ツー・オーリテイリング」との経営統合案が、承認に必要な3分の2をかろうじて上回る賛成で可決されました。

これに対して、関西スーパーを買収する意向だった首都圏のスーパー「オーケー」は、賛否の集計に問題があったとして、統合手続きの差し止めを求める仮処分を申し立て、神戸地方裁判所は11月22日、差し止めを命じる決定をしました。

関西スーパーは、この決定を不服として裁判所に異議を申し立てていますが、当初の予定どおり12月1日にエイチ・ツー・オーと経営統合できるか不透明になっているとして、26日に統合を2週間延期し、12月15日に変更すると発表しました。

オーケーは、最終的に主張が認められれば、再び買収を提案するとしていて、関西スーパーをめぐる争奪戦は、決着が見通せない状況になっています。