世界遺産「スフィンクスの道」15年以上かけた修復終え記念式典

エジプト南部のルクソールにあるスフィンクス像1000体以上が並ぶ「スフィンクスの道」で、15年以上かけた修復作業が終わり、道が建設された古代エジプトの当時の様子を再現して記念式典が行われました。

エジプト南部のルクソールにある世界遺産の「スフィンクスの道」は3000年以上前に造られ、1000体以上のスフィンクス像などが、カルナック神殿とルクソール神殿を結ぶ全長およそ3キロの道の両側に並んでいます。

2005年からは埋もれていたスフィンクス像を掘り起こすなどの修復作業が行われていましたが、このほど終了し、25日、シシ大統領や閣僚をはじめ地元の人たち数百人が出席して記念の式典が行われました。
式典では、ライトアップされた「スフィンクスの道」を古代エジプトの巨大な船のみこしが行進し、途中に設けられた舞台では、当時の人々が豊作を願って踊っていたとされるダンスが披露されました。

また、オーケストラによる生演奏や花火が式典を盛り上げました。

エジプト政府としては、修復した世界遺産を大々的にアピールすることで、新型コロナウイルスで打撃を受けた観光業を立て直し、観光客の誘致につなげたい考えです。