兵庫 川西 誤申請で交付金減額 市長らのボーナス減らし捻出

兵庫県川西市は3年前、国民健康保険の財源不足を補うための交付金を国に申請する際、システムに入力すべき金額340万円余りを誤って34億円余りと入力し、交付額がおよそ5800万円減額されました。市では補填(ほてん)に努めてきましたが、足りない額を捻出するため市長と副市長のボーナスを減額することになりました。

川西市は平成30年2月、国民健康保険の財源不足を補うため国から助成される財政調整交付金を申請する際、加入者4世帯の所得について340万円余りとシステムに入力すべきところを誤って1000倍の34億円余りと入力しました。

その結果、交付金の額が、本来より2億9000万円余り少なくなり、国に申請し直したものの、法令によって20%分に当たるおよそ5800万円が減額となったということです。

市は令和元年度以降、人件費を抑制するなどして減額された分を補填してきましたが、市が期限としていた来年度中に財源を確保できない見込みになったということです。

越田市長は25日の記者会見で、ことし12月分と来年6月分の2回のボーナスからみずからは200万円、副市長は50万円をそれぞれ減額する考えを示しました。

会見で越田市長は、「われわれがミスをしたことで市民に負担をかけることはできない。どういうところでミスが起きやすいか、起こさないためにどんな手だてがあるか共有して再発防止に努めたい」と述べました。