軽石浮かぶも遊漁船運航 農業用ネットでエンジン守る工夫 沖縄

軽石の影響が長期化する中、軽石が大量に浮かぶ沖縄県の港では、小型の船に農業用ネットを取り付けるなどしてエンジンに軽石が詰まらないように工夫し、出航させる動きも出てきています。

沖縄県本部町の浜崎漁港では25日、NHKのヘリコプターが海面をびっしり覆う軽石をかき分けるように進む遊漁船を撮影しました。

船を所有する仲村一茂さんによりますと外付けエンジンの海水を取り入れる部分に編み目が1ミリ程度の農業用のネットを取り付けたということです。

こうすることで、軽石が大量に浮かぶ海でも軽石を詰まらせることなくエンジンを動かすことができるということで、先週から釣り客を乗せて遊漁船を運航していますが、これまでのところトラブルは生じていないということです。

また、他の漁船では網戸用のネットを使ってエンジントラブルを防ぐ取り組みもあるということです。

一方で軽石が大量に浮いている海を航行すると船の底が傷つくため、長期的には影響も心配されるということです。

仲村さんは「コロナが収まってきた時に軽石の問題が起きたので、最初はどうしようもないと思っていたが、工夫しながら前向きにやっている」と話していました。