10月のスーパー売り上げ 宣言解除も“巣ごもり”で前年上回る

全国の主なスーパーの先月の売り上げは、緊急事態宣言が解除されたあとも、いわゆる“巣ごもり需要”が根強く、食料品の販売が好調だったことなどから、2か月連続で前の年を上回りました。

日本チェーンストア協会の発表によりますと、先月の全国の主なスーパー1万1859店の売り上げは1兆884億円で、既存店どうしの比較では、去年の同じ月と比べて3.7%増え、2か月連続の増加となりました。

各地に出されていた緊急事態宣言や、まん延防止等重点措置は全面的に解除されましたが、いわゆる“巣ごもり需要”は根強く、自宅での食事向けにカット野菜や総菜、酒類の販売が好調だったことなどが主な要因です。

日本チェーンストア協会の井上淳専務理事は、25日の会見で「宣言の解除で売り上げは減少に転じると想定していたが、予想以上に食料品の販売が伸びた。自宅で食事をするための需要は引き続き高いのではないかと考えている。原材料価格の上昇による商品価格の値上げで、消費マインドが冷え込まないか懸念している」と述べました。