【動画】高校生が“藻場”食い荒らすウニの除去を体験 宮崎

宮崎県日向市の海で、高校生が24日、魚の産卵場所となる藻場を食い荒らすウニを除去する作業を体験しました。

日向市の平岩港周辺の海では20年以上前から、魚が産卵したり、身を隠したりする海藻が生い茂る場所「藻場」が、ウニによる食害で減少していて、地元の漁師たちがウニを除去し、藻場を再生する活動を続けています。

24日、海洋環境を学んでいる宮崎海洋高校の3年生6人が、地元の漁師たちの指導のもと、ウニの除去を体験しました。

生徒たちは、ウェットスーツを着て海に潜り、水深2メートルの岩場にいるムラサキウニをハンマーでたたいて、潰していきました。

さらに、岸から50メートルほど離れた沖に泳いで向かい、これまでの活動で再生した藻場を観察していました。
平岩港周辺の藻場は、本格的に活動を始めた11年前は、0.4ヘクタールほどでしたが、現在はわかっているだけでも、およそ9ヘクタールまで再生したということです。

活動に参加した高校3年生の田川真美さんは「ウニが意外にたくさんいて潰すのに苦労しました。地元の人は一度に100個くらいウニを除去すると聞いてすごいと思いました」と話していました。

指導した漁師の高橋和範さんは「漁師たちは自分で漁場を作り、育てる漁業をしてきました。高校生には海はみんなで守っていくものだということを学んでほしい」と話していました。