韓国の中央銀行 8月に続く利上げ決定 0.25%引き上げ年1%に

韓国の中央銀行は、景気の回復傾向や物価の上昇などを踏まえ、政策金利を0.25%引き上げることを決めました。ことし8月に続く利上げとなります。

韓国の中央銀行、韓国銀行は25日、金融政策を決める会合を開き、政策金利を0.25%引き上げて年1%とすることを決めました。

ことし8月に続く利上げで、政策金利が1%台になるのは1年8か月ぶりです。

韓国では、景気が回復傾向にある一方で、先月の消費者物価の上昇率が3.2%と9年ぶりの高さになったほか、不動産価格の高騰によって家計の負債が過去最多の水準になっています。

韓国銀行は、物価の上昇率が目標の2%を上回る状態はしばらく続く見込みだとしていて、イ・ジュヨル(李柱烈)総裁は会合後の記者会見で「政策金利を1%に引き上げたが、物価の動向などを鑑みると金利は依然として緩和的な水準にあるとみている」と述べました。

そのうえで「経済状況にもよるが、来年第1四半期の利上げを排除する必要はない」と述べ、追加の利上げの可能性を示唆しました。

物価の上昇が世界経済の大きな課題になる中、各国の中央銀行の間では金融緩和の縮小や利上げに踏み切る動きが相次いでいます。