東電 福島第一原発1号機の格納容器内部の調査 1月中旬開始へ

福島第一原子力発電所の事故で、核燃料が溶け落ちるメルトダウンを起こした1号機について、東京電力は、延期していた格納容器内部の調査を来年1月中旬から始められるよう計画していることが分かりました。

福島第一原発の1号機では、溶け落ちた核燃料いわゆる「燃料デブリ」の取り出しに向けて、東京電力が格納容器の内部に潜水機能付きのロボットを入れる調査を計画しています。

計画は当初、2019年度に始める予定でしたが、ロボットが進路を確保できるよう格納容器の扉に穴を開けるといった事前の準備に時間がかかり、延期されていました。

東京電力によりますと、その後、準備作業は進み、現在はロボットを遠隔操作するための機材を設置する作業に入っていて、来年1月中旬から調査を始められるよう計画しているということです。

福島第一原発では、これまでの調査で「燃料デブリ」とみられる堆積物が2号機と3号機で確認された一方、1号機では、まだ確認されていません。

来年1月からの調査では、目的に応じて異なる機能を持つ、合わせて6種類のボート型のロボットを使い、半年以上かけて格納容器内部にあるとみられる堆積物について、厚みや分布状況を超音波で測定するほか、少量をサンプルとして採取する予定です。