卓球 世界選手権 張本と丹羽ともに敗れる 伊藤美誠は3回戦進出

アメリカで開かれている卓球の世界選手権は、男子シングルスの2回戦が行われ、東京オリンピック代表の張本智和選手と丹羽孝希選手が、ともに世界ランキングで格下の選手に敗れました。

卓球の世界選手権は24日、男子シングルスの2回戦が行われ、この試合が初戦となる世界ランキング5位の張本選手は、世界65位のポーランドの選手と対戦しました。

張本選手は、ゲームカウント2対2の第5ゲームで、サーブを効果的に決めて11対6で奪い、勝利まであと1ゲームとしました。

しかし、第6ゲームは7対5とリードしたところから相手の力強いフォアハンドに押されて逆転を許し、8対11で落として、勝負は最終の第7ゲームにもつれました。

張本選手は、このゲームでも7対5とリードしましたが、思い切り攻めてきた相手の強打に対応できず逆転され、9対11で落とし、ゲームカウント3対4で競り負けました。

今大会、第2シードの張本選手は、世界ランキングで10位以内の中国選手と決勝まで対戦しない組み合わせとなり、この種目、42年ぶりのメダル獲得が期待されていましたが、まさかの初戦敗退となりました。

張本選手は、おととしの前回大会や東京オリンピックでも思い切って攻めてくる格下の選手に敗れていて、次のパリオリンピックに向けて、大舞台で勝ちきる勝負強さに課題が残りました。

また、世界19位の丹羽選手は、世界46位のオーストリアの選手と対戦し、ゲームカウント2対1とリードしたところから、3ゲームを連取され2対4で逆転負けを喫しました。

男子シングルスは、東京オリンピックの代表が早々と敗退する波乱の展開となりました。

伊藤美誠選手はストレート勝ちで3回戦に

一方、女子シングルスの2回戦では、東京オリンピックで銅メダルを獲得した世界3位の伊藤美誠選手が世界170位のカザフスタンの選手と対戦しました。
伊藤選手は持ち味の多彩なサーブやレシーブで圧倒し、ゲームカウント4対0のストレート勝ちで3回戦に進みました。

石川佳純選手も3回戦進出

そのほかの日本勢の結果です。

女子シングルスの2回戦では、東京オリンピックの団体で銀メダルを獲得した石川佳純選手がイタリアの選手に4対0、同じく東京オリンピックの団体銀メダリストの平野美宇選手がブラジルの選手に4対0で勝ちました。

また先月のアジア選手権で優勝した早田ひな選手もインドの選手に4対0、芝田沙季選手はオランダの選手に4対3で、ともに勝って日本勢5人全員が3回戦に進みました。

3回戦で伊藤選手と芝田選手が対戦します。

男子シングルスの2回戦では、森薗政崇選手が香港の選手に1対4で敗れました。
戸上隼輔選手はオーストリアの選手に4対1で勝ってこの種目、日本勢で唯一、3回戦進出です。

女子ダブルスの1回戦では前回大会銀メダルの伊藤選手と早田選手のペアがフランスのペアに3対0のストレート勝ちで2回戦に進みました。