性犯罪で服役の男 出所後の住所届け出ず 大阪府が初の過料に

子どもへの性犯罪で服役し出所した男が、大阪府の条例で義務づけられた住所などの届け出を行わなかったとして過料を科されました。府によりますと、9年前に施行されたこの条例に基づいて過料が科されるのは初めてだということです。

大阪府は、子どもへの性犯罪で服役した人物が出所後5年以内に府内に住む場合、住所や連絡先の届け出を義務づける「子どもを性犯罪から守る条例」を制定しています。

府によりますと、18歳未満の子どもへの性犯罪で刑務所に服役し、おととし出所した男が、府内に住んでいるのに住所などの届け出をしていなかったということです。

ことしに入って再び子どもへの性犯罪に関わったとして警察に逮捕された際に、届け出をしていないことが発覚しました。

府はことし8月、5万円の過料を科し、すでに納められたということです。

男は起訴され実刑判決を受けて、現在、再び刑務所で服役しています。

この条例は9年前の平成24年に施行されましたが、府が出所者の情報を把握することは難しく、届け出は出所者本人に任されているということで、この条例に基づいて過料が科されるのは今回が初めてだということです。