無免許運転事故で辞職勧告決議 木下都議に都議会が質疑へ

無免許運転で人身事故を起こし、辞職勧告が決議された東京都議会の木下富美子議員が議員を辞職しない考えを示したことを受けて、都議会は来週18日に委員会を開いて、木下議員に対して質疑を行うことで合意しました。

無免許運転で人身事故を起こし、辞職勧告が決議された東京都議会の木下富美子議員は今月9日、議長らに辞職しない考えを伝えましたが、一部の議員から対応を疑問視する声があがり、この日に予定されていた木下議員が所属する委員会が開かれない事態になりました。

これを受けて12日、議会運営委員会の理事会が開かれ、それぞれの会派が直接、木下議員に考えを問う必要があるとして、来週18日に委員会を開いて、質疑を行うことで合意しました。

議会運営委員会は、木下議員に連絡をとって、出席を求めることにしています。

議会運営委員会の小宮安里委員長は、記者団に対し「木下議員は辞職すべきだという考えは変わっていない。議員として活動を続けたいならば、委員会に出席し、私たちと議論してもらいたい」と述べました。

木下議員に関する意見約4300件に この1週間で急増

東京都の議会局によりますと、木下議員に関して寄せられた意見は、12日午後4時までに、電話と電子メールを合わせておよそ4300に上りました。

ほとんどが「辞職すべきだ」とか「議員報酬が支払われるのはおかしい」といった苦情だということです。

特に、今月9日、木下議員が当選後初めて都議会を訪れ、辞職しない考えを伝えた前後から急増していて、4300件のうちおよそ半分はこの1週間に寄せられたということです。

議会局の担当者は「怒りを感じるものがほとんどで、厳しい口調の電話に1時間以上対応することも多い。通常の業務に支障をきたしている」と話しています。