ことしのコメの作柄 全国平均で「平年並み」 農林水産省

農林水産省は、先月25日時点のことしのコメの作柄について、全国平均では「平年並み」になるという見通しを示しました。

農林水産省は平年を100とした先月25日時点のコメの作況指数を9日発表しました。

それによりますと全国平均は1か月前の発表と比べ1ポイント上昇して「101」となり、「平年並み」となる見通しです。

地域別に見ますと、生産量が多く生育が順調に進んだ北海道は「108」で「良」、東北は「102」で「やや良」となりました。

一方、8月の台風や低温、日照不足などの影響を受けた東海と沖縄は「98」、北陸は「97」でいずれも「やや不良」でした。

関東・甲信と四国は「101」、近畿、中国、九州は「99」でいずれも「平年並み」となっています。

九州と四国は台風や低温などの影響を受けたものの9月中旬以降は雨が少なく、昼と夜の寒暖差も大きかったことなどから生育状況が回復し、1か月前と比べて作況指数が上昇しました。

また、併せて発表したことしの主食用のコメの予想収穫量は、去年よりもおよそ22万トン減って700万トン余りとなる見込みです。

これは新型コロナウイルスの影響で外食需要が減少するなどして去年産の在庫がふくらみ、主な産地で作付面積を減らしたためです。