G20サミット 気候変動対策を議論 COP26へのメッセージが焦点

イタリアで開かれているG20サミット=主要20か国の首脳会議は、31日、気候変動対策をテーマに各国首脳の議論が行われました。
このあと議長国のイタリアが会議の成果を発表する予定で、イギリスで開かれている国連の気候変動対策の会議COP26に向けて、前向きなメッセージを打ち出せるかが焦点です。

イタリアの首都ローマで開かれていることしのG20サミットは、2日目の31日、日本時間の午後7時すぎから、気候変動対策をテーマに各国首脳の議論が行われました。

議長国のイタリアは、イギリスで開かれているCOP26に向けて、前向きなメッセージを打ち出したい考えです。

しかし、温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする時期をめぐり、アメリカや日本、EU=ヨーロッパ連合が2050年を目標とする一方、中国やサウジアラビアは2060年とするなど、先進国と新興国や途上国の間でばらつきもあります。

G20は世界の二酸化炭素の排出量のおよそ8割を占め、COPでの議論にも大きく影響するだけに、議論の行方が注目されます。

サミットは議長国イタリアが2日間の議論の成果を発表して閉幕し、首脳の多くはCOP26の首脳会合に出席するためイギリスに移動し、気候変動をめぐる本格的な議論に臨む見通しです。