東京都 新型コロナ感染状況 初めて「最も低いレベル」に

東京都は都内の新型コロナウイルスの感染状況の警戒レベルを4段階のうち最も低いレベルに引き下げました。
感染状況が最も低いレベルになるのは初めてです。

東京都は、毎週、感染状況や医療提供体制について分析・評価するモニタリング会議を開いてきましたが、感染状況などの改善をうけて今後は毎週ではなく月に2回、行うことにしています。

今週は会議は開かれていませんが、都は、専門家の分析結果を28日公表しました。

このなかで、都は、感染状況の警戒レベルを4段階のうち最も低いレベルに引き下げました。

先週まで上から3番目だったのを1段、引き下げ、初めて、最も低いレベルにしました。

総括コメントは、先週まで、「感染状況は改善傾向にあるが、注意が必要である」でしたが、28日、「感染者数が一定程度に収まっていると思われる」になりました。

都によりますと、引き下げた理由として専門家は、新規感染者数の7日間平均が減少し続け、2週連続で50人を下回ったことなどをあげたということです。

一方、医療提供体制の警戒レベルは先週と同じ上から3番目を維持しました。