東アジアサミットきょう開催 南シナ海の問題など議論へ

ASEAN=東南アジア諸国連合の加盟国と、日本やアメリカ、中国などが参加する、東アジアサミットが、27日開かれます。アメリカと中国の対立が深まるなか、中国が海洋進出の動きを強める南シナ海の問題や、アメリカが同盟国と進める新たな安全保障の枠組みなどをめぐって、議論が行われる見通しです。

東アジアサミットは、新型コロナウイルス対策のため去年と同様にオンラインで開かれます。

安全保障や経済など、幅広い分野で議論が行われ、中国が海洋進出の動きを強める、南シナ海の問題が主要な議題の1つになります。

アメリカは、南シナ海を含むインド太平洋地域で同盟国とともにAUKUSなどの新たな安全保障の枠組みをつくり、中国包囲網づくりともいえる動きを進めています。

こうした動きに中国が反発していることから、ASEANの国々の間では、緊張の高まりを招くおそれがあると懸念する声も出ていて、サミットで議論が行われるものとみられます。

また弾道ミサイルの発射を繰り返す北朝鮮をめぐる問題や、ことし2月のクーデター以降、混迷を深めるミャンマー情勢についても、意見が交わされる見通しです。