日銀 GDP伸び率見通し引き下げへ 半導体不足など影響

日銀は27日から金融政策を決める会合を開き、経済や物価の見通しについて議論します。半導体不足などの影響で輸出や生産が振るわないことを踏まえ、今年度のGDP=国内総生産の伸び率の見通しを7月に続いて再び引き下げる方向です。

日銀は27日から2日間、金融政策を決める会合を開き、景気の現状や当面の政策について議論します。

半導体不足など世界的に原材料や部品の供給に制約が出ている影響で輸出や生産が振るわないことを踏まえ、今年度・2021年度の実質GDP=国内総生産の伸び率の見通しを、前回・7月に示したプラス3.8%から引き下げる方向です。

今年度のGDP伸び率の見通しを引き下げれば、7月に続いて2度目となります。

ただし、ワクチン接種の進展などに伴い新型コロナウイルスの影響が徐々に和らいでいくもとで、日本経済が回復していくという先行きの基本的なシナリオについては維持する見通しです。

そのうえで日銀は、今回の会合では、引き続き経済を下支えするため短期金利をマイナスにし、長期金利をゼロ%程度に抑える今の大規模な緩和策を維持することを決める見通しです。