衆院選「多様性を認め合う社会」に向けた各党の主張は

衆議院選挙は投開票まで4日となりました。選挙戦では、多様性を認め合う社会の構築に向けて、ジェンダーの平等や障害者施策などをめぐっても与野党の論戦が続いています。

東京オリンピック・パラリンピックの理念に「多様性と調和」が掲げられたこともあって、今回の衆議院選挙では多様性を認め合う社会を構築するため、ジェンダーの平等や人権などをめぐる与野党の論戦が続いています。

▼自民党は、女性活躍の「場」の拡大や、障害のある人などとの共生社会の実現を掲げています。

選択的夫婦別姓をめぐっては氏を改めることによる不利益を解消するとともに性的指向や性自認に関する理解の増進を目的とした議員立法の速やかな制定を実現するとしています。

▼公明党は、選択的夫婦別姓の導入や、政治分野への女性の参画を推進するとしているほか、性的マイノリティーの人たちの相談体制を充実させ、同性婚の議論を深めつつ、必要な法整備に取り組むとしています。

一方、野党側は、立憲民主党、共産党、日本維新の会、国民民主党、れいわ新選組、社民党の6党は、選択的夫婦別姓の実現や、性的マイノリティーの人たちへの差別解消を図る法律の制定を目指すとしています。

そのうえで、
▼立憲民主党は、DV=ドメスティック・バイオレンスや性暴力の被害者への支援を充実させ差別の問題に対応する人権機関を設置するとしています。

▼共産党は、男女の賃金格差を是正するため、各企業に、格差の実態把握と公表、是正計画の策定を義務づけるとしています。

▼日本維新の会は、ロボット技術の開発促進や「超短時間雇用」の導入などの規制緩和で、障害者雇用の比率を向上させるとしています。

▼国民民主党は、教育や就職、賃金の性別格差を是正し、障害の有無にかかわらず、同じ場所で学び、働ける環境を作るとしています。

▼れいわ新選組は、訪問介護の拡充などを行い、重い障害があっても、安心して暮らせる地域社会を作るとしています。

▼社民党は、議会の議席などの一定割合を女性に割り当てる「クオータ制」の導入を訴えています。

▼「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」は、同性婚の合法化に向け、国会での議論を求めていくとしています。