新年初売りに向け 早くも福袋を発表 豪華な食料品のセットなど

新年の初売りに向けて、デパート各社が早くも福袋を発表しました。新型コロナの感染状況が落ち着きをみせるなか、親族で集まって過ごす機会が増えるとみて豪華な食料品のセットなどに力を入れています。

このうち、東京 池袋にある西武池袋本店は、26日、新年の初売りに向けて福袋を発表しました。

新型コロナの感染状況が落ち着きをみせるなか、この正月は親族が集まって食事をする機会が増えるとみて、黒毛和牛の牛めしやチラシ弁当など豪華な食料品をそろえた福袋を用意しています。

また、観光地に滞在しながら仕事をする「ワーケーション」の需要もあるとみて、長野県八ヶ岳のホテルに6泊7日で滞在できるチケットが入った福袋も1万1円で販売します。

責任者の石井朋史担当課長は「感染状況は明るい兆しが見え始めていますが、新型コロナをきっかけに客のニーズも多様化しているのでそれに応えたいです」と話していました。

デパート各社の間では、ほかにも松屋銀座が、外出自粛が続き運動不足になった人向けにランニングマシンの福袋や、毎月違った種類のコーヒー豆が半年間自宅に届く、いわゆるサブスクリプションの福袋などを販売するとしています。