韓国 与党候補がムン大統領と面会 大統領選挙に向け活動本格化

来年の韓国大統領選挙に向けて、与党「共に民主党」の公認候補に選出されたイ・ジェミョン(李在明)氏が、26日にムン・ジェイン(文在寅)大統領と面会しました。これに先立ち、イ氏は候補の選出で争った元首相とも面会していて、党内の結束に向けた活動を本格化させています。

韓国では、任期満了に伴う大統領選挙が来年3月に行われる予定で、ムン・ジェイン大統領を支える革新系の与党「共に民主党」は今月10日、ソウル近郊のキョンギ道(京畿道)で知事を務めたイ・ジェミョン氏を公認候補に選出しました。

イ氏は26日に大統領府でムン大統領と面会し、このなかで「私はムン政権の一員であり、今後も政権のために最善を尽くす」と述べたのに対して、ムン大統領は「選挙では政策を通じた競争をお願いする」と述べました。

イ氏は24日、党内選挙で争って、一時、結果に陣営が異議を申し立てたイ・ナギョン(李洛淵)元首相と面会して、今後の連携をアピールしたばかりで、党内や支持者の結束に向けた活動を本格化させています。

一方、政権奪還を目指す保守系の最大野党「国民の力」は、候補を4人に絞り込んでいて、来月5日に選出する予定です。

野党は、イ氏がかつて市長を務めていたキョンギ道ソンナム(城南)での、都市開発事業をめぐって浮上している不正疑惑の追及を強めていて、韓国メディアは、疑惑が大統領選挙の情勢に影響を及ぼす可能性も指摘しています。