体操 現役引退の村上茉愛「メダル獲得し覆すことができた」

体操で、現役引退を表明した村上茉愛選手が金メダルを獲得した世界選手権での演技から一夜明けてNHKの取材に応じ「世界の舞台でメダルを獲得し、日本の体操の女子選手は無理と思われていたことを覆すことができたと思う」と述べ、今後も女子の体操界に力を尽くしていく考えを示しました。

村上選手は北九州市で行われた世界選手権で大会最終日の24日、種目別のゆかで金メダル、平均台で銅メダルを獲得し、競技終了後に今大会かぎりで現役を引退することを表明しました。

村上選手は、大会から一夜明けた25日、NHKの取材に応じました。

この中で村上選手は、引退について「悔いは全くないし、寂しいとも思わない。最後にいい演技ができたので、すがすがしく終わることができた。アスリートとして試合に出ることはもうないので、あすからどんな未来が待っているのだろうと思っている」と笑顔で話しました。

そして東京オリンピックの種目別のゆかでも日本の女子選手の個人種目で初めてのメダルとなる銅メダルを獲得したことなどを踏まえ「日本の女子でも世界の舞台でメダルを取れるというのは自分で証明できた。日本の体操女子は無理だろうと思われていたものを覆すことができたと思う。メダルをとりたいという選手が1人でも増えたらうれしいなと思う。私は団体ではメダルが取れなかったので、団体でメダルを取ってほしい。自分は、そこをサポートできればいい」と今後も女子の体操界に力を尽くしていく考えを示しました。

さらに、オリンピックのメダルについて「オリンピックの銅メダルは、これからの人生のお守り。すごくつらい思いをしてつらい時期を乗り越えてつかんだメダルなので、これを見ればもう乗り越えられないものはないと思える。これからの人生を頑張れると思う」と話していました。