体操 村上茉愛 種目別ゆかで金メダル 世界選手権

北九州市で開かれている体操の世界選手権、女子種目別のゆかで村上茉愛選手が金メダルを獲得しました。村上選手はこの種目で、2017年の大会に続き、自身2回目の金メダルです。また今大会、種目別平均台の銅メダルに続き2つ目のメダルです。

北九州市で開かれている体操の世界選手権は、最終日の24日、種目別の決勝が行われ、男子3種目、女子2種目が行われました。

女子種目別のゆかに出場した村上選手は序盤にH難度の大技、「シリバス」を決め、軽快な曲に乗せて1つ1つの動きを表現力豊かにまとめました。

村上選手は14.066をマークして2017年の大会以来、この種目で2回目となる金メダルを獲得しました。

村上選手は「すごく楽しかった。会場に観客がいて家族や知り合いが応援してくれたので、オリンピックの楽しさとはまた違った楽しさだった。観客に手拍子や拍手で感動を与えてもらったが、自分も演技で感動を与えられていたら幸せだと思う」と、笑顔で大会を振り返りました。

東京オリンピックはゆかで銅メダル

体操の村上茉愛選手は、神奈川県出身の25歳です。力強い足腰からバネを生かしたダイナミックな演技が持ち味です。

ゆかと跳馬を得意としていて、ゆかでは2回宙返り2回ひねりのH難度の大技「シリバス」をこなします。17歳で出場した2013年の世界選手権では、ゆかで4位に入りました。

2016年のリオデジャネイロオリンピックでは、日本女子の団体4位入賞に貢献し、翌年の世界選手権では、種目別のゆかで日本の女子選手として63年ぶりとなる金メダルを獲得しました。

さらに2018年の世界選手権では、個人総合で日本の女子選手で初めて銀メダルを獲得しました。

東京オリンピックの代表選考を兼ねたことし4月の全日本選手権では、2年連続5回目の優勝を果たし、続く5月のNHK杯では3回目の優勝を成し遂げ2回目のオリンピック代表を決めました。

東京オリンピックでは、団体の5位に貢献し、個人総合でも5位に入りました。さらに種目別のゆかの決勝では、大技の「シリバス」などを決めたほか、表現力豊かな演技で日本の女子選手としてオリンピックの個人種目で初めてとなる銅メダルを獲得しました。