体操 世界選手権 芦川うらら 平均台で金 日本選手67年ぶり快挙

北九州市で開かれている体操の世界選手権、女子種目別の平均台で芦川うらら選手が金メダルを獲得しました。芦川選手が世界選手権でメダルを獲得するのは初めてです。日本の女子選手の金メダルは2017年の大会の村上茉愛選手以来3大会ぶりです。

女子種目別の平均台には、芦川選手と村上選手が出場しました。

芦川選手は、幅10センチの台の上で、安定した演技を見せて、ジャンプやターンの着地を次々と決めました。

芦川選手は、最後の着地まで落ち着いてまとめ、14.100をマークして金メダルを獲得しました。

芦川選手がメダルを獲得するのは初めてで、日本選手がこの種目で金メダルを獲得するのは、1954年の大会の池田敬子さん以来、67年ぶり2回目です。

芦川選手は、「東京オリンピックが終わってから、この大会でのメダル獲得を目指してきたので、それがかなってうれしい。きのうの夜に、自分が表彰式に出ることをイメージして、この結果につなげることができた」と話していました。

14.100の得点だった自身の演技については「予選では演技が乱れたり3回ひねりの着地がおさまらなかったりしたので、そこを重点的に調整してミスなくできた。14点台が出せたのもよかった」と振り返りました。

今後に向けては「東京オリンピックでは、種目別の枠で出場できたが、パリ大会ではどうなるかわからない。あと1つはしっかり得点が出せる種目が必要なので、他の種目も頑張りたい」と意気込みを話しました。

村上は銅メダル

また村上選手は大きなミスのない演技で13.733をマークし、この種目、自身初めてとなる銅メダルを獲得しました。

村上選手は、ゆかの金メダルと合わせて今大会、2つのメダルを獲得しました。

また日本の女子選手が同じ大会で2つの金メダルを獲得するのは初めてです。

芦川うららとは

芦川うらら選手は、静岡県出身の18歳。幼少期から2人の姉と地元の体操教室で競技を始め、抜群のバランス感覚で平均台ではF難度の大技を小学生の頃からこなしました。

そして中学2年生で出場した全日本種目別選手権の平均台では3位に入りました。

東京オリンピックの個人枠の予選を兼ねた2019年からのワールドカップでは、3大会で優勝を果たすなど国際大会で結果を残し、初めてのオリンピック出場を決めました。

東京オリンピックでは、種目別の平均台で決勝に進み、6位に入っていました。