北朝鮮問題担当 米韓高官が会談 “北朝鮮との対話再開へ連携”

北朝鮮問題を担当するアメリカと韓国の政府高官が24日、ソウルで会談しました。アメリカ政府の高官は、弾道ミサイルの発射を繰り返す北朝鮮について「挑発行為をやめて対話に臨むように求める」と述べて、対話の再開に向けて韓国政府と連携していく考えを示しました。

アメリカ政府で北朝鮮問題を担当するソン・キム特別代表は24日、訪問先のソウルで韓国のノ・ギュドク朝鮮半島平和交渉本部長と会談し、朝鮮半島の完全な非核化の実現などについて意見を交わしました。

会談後、キム特別代表は北朝鮮による相次ぐ弾道ミサイルの発射について「国連安保理の決議違反であり、近隣諸国と国際社会にとって脅威となる。われわれは北朝鮮に対してこうした挑発行為をやめて対話に臨むように求める」と述べました。

そのうえで、北朝鮮との対話再開に向けて、韓国政府と引き続き、連携していく考えを示しました。

また、ノ本部長は「会談では朝鮮戦争の終戦宣言について深く協議した」と述べたうえで、人道支援を含めた北朝鮮に関与していくためのさまざまな方法について意見を交わしたということです。

北朝鮮は、新たな国防5か年計画に沿って弾道ミサイルを含めたさまざまな兵器の開発を推し進める立場を示していて、これまでのところ対話に応じる姿勢を示していません。