10年前のトルコ東部地震 亡き日本人の名前を冠した公園完成

トルコ東部で10年前に起きた地震で犠牲になった日本人のNGO職員の名前を冠した公園が現地に完成し、地元の人たちが追悼しました。

2011年10月にトルコ東部のワン県で起きた地震では600人以上が犠牲になり、大分市出身で現地で支援活動にあたっていたNGO「難民を助ける会」の職員、宮崎淳さんが、翌月に起きた別の地震で泊まっていたホテルが倒壊し犠牲になりました。

被災者の支援に駆けつけ命を落とした宮崎さんの功績をしのぶため、現地では宮崎さんの名前を冠した「ミヤザキ森林公園」が整備され、宮崎さんの胸像やモニュメントなどが設置されました。

最初の地震から10年となった23日に開かれた完成式典では「難民を助ける会」の景平義文エリアマネージャーが宮崎さんの母親の恵子さんのメッセージを代読し「10年もの歳月がたってもトルコの人々が私の息子のことを覚えてくれていることは心が温まる思いです」と感謝の気持ちを伝えました。
また、ワン県のビルメズ知事は「ことしは東日本大震災とワンの地震から10年であり、亡くなった人たちを追悼するとともに将来の地震に備える機会としたい」と述べました。

当時、宮崎さんから支援物資を受け取ったという男性は「この公園を通して、より多くの人に彼の功績を知ってほしい」と話していました。