大型車両の脱輪事故多発 冬用タイヤ交換は確実な作業を 国交省

トラックなど大型車両のタイヤが走行中に外れる事故が冬場に多く発生していることから、国土交通省は冬用タイヤに交換する際の確実な作業の徹底を呼びかけています。

国土交通省によりますと、トラックなど大型車両の車輪のボルトが折れたりホイールと車軸をつなぐナットが取れたりして走行中にタイヤが外れる事故は増加傾向にあり、昨年度は131件と、統計を取り始めた平成11年度以降で最も多くなっています。

昨年度の事故を国土交通省が分析したところ、65%が冬用タイヤに交換する11月から2月にかけて発生し、58%がタイヤを交換して1か月以内に発生していました。

これからの時期に冬用タイヤに交換する際、天候の変化で慌てて作業を行うなどすると、ナットの締めつけなどが不十分になりタイヤが外れやすくなるとみています。

このため国土交通省は事業者に対し、タイヤを交換する際にナットを専用の工具でしっかり締めつけることや、運行前にナットやボルトの状況を点検するなど確実な作業の徹底を呼びかけています。