新型コロナの抗原検査受け「わんぱく相撲」開催 東京 墨田区

東京・墨田区で小学生の相撲大会「わんぱく相撲」が開かれ、子どもたちは新型コロナウイルスの抗原検査を受けたあと白熱した取組を繰り広げました。

両国の国技館がある墨田区では、およそ40年前から小学生の相撲大会「わんぱく相撲」が開かれていますが、去年は新型コロナの影響で中止になりました。

ことしは感染状況が改善したため2年ぶりに開催されることになり、およそ130人の小学生が参加しました。

今回は当日、抗原検査を会場で受けて陰性を確認することが参加の条件とされ、子どもたちは「陰性」と書かれた検査結果を受け取ったあと、土俵に入りました。

小学3年生の部では、相手と組み合ったり、力強く押したりして白熱した取組がみられ、勝負がつくと大きな拍手が送られていました。

優勝した3年生の男の子は、「うれしいです。コロナで今までほかの相撲の大会は中止になっていたので、きょうは開催されてよかったです」と話していました。

検査に協力した墨田区保健所の西塚至所長は「今後は、感染対策と地域のにぎわいづくりを両立することが求められる。安心して地域のイベントが開催できるように、これからも検査に協力していきたい」と話していました。