衆院選 公示後初の週末 各党党首が支持呼びかけ

衆議院選挙が公示されて、初めての週末となりました。
各党の党首は、小選挙区と比例代表の候補者の応援で全国各地を回って、支持を呼びかけています。

自民 岸田首相「成長の果実実感を 地方の活力盛り上げる」

自民党の岸田総理大臣は佐賀市で街頭演説し「経済を大きくし、成長させるのは大事なことだが、さまざま成果があがった場合に、一部の人や大都市が独占するのではなく、地方や中小企業、何よりも皆さんひとりひとりの所得と給料を引き上げるという形で、成長の果実を実感してもらう経済をつくらなければならない」と述べました。

そして「大きなポイントになるのが地方で、少子高齢化や介護、農業など、最新のデジタルや科学技術によって乗り越えることができる課題がたくさんある。それだけ大きな可能性が地方にはある。デジタル田園都市構想を打ち上げているが、若者が生き生きと働くことができる地方をつくって、地方の活力を盛り上げていこう」と訴えました。

立民 枝野代表「安心を高める支え合い 経済成長で」

立憲民主党の枝野代表は、東京・銀座で街頭演説し「高齢者は、年金や老後の蓄えが、多くない中で『できるだけ使わないようにしよう』となる。若い人は、雇用が不安定、低賃金で『家族を持ち、子ども産み育てることは、夢のまた夢』という人が増えてしまった」と指摘しました。

その上で「多くの人が希望をかなえられれば、本人も幸せだし、結果的に消費がのび、社会全体が幸せになる。老後や子育ての安心を高める支え合いが、経済をのばすということで返ってくる。そういう社会を日本に取り戻したい」と訴えました。

公明 山口代表「不透明で不安定な政権 選択肢の意味なさず」

公明党の山口代表は、北九州市で街頭演説し「今回の選挙は、次の時代を切り開くための政権を選んでもらう大事な意義があるが、野党はどんな選択肢を示しているのか。不透明で不安定な政権は選択肢の意味をなさない」と述べました。

その上で「訴えのひとつは『未来応援給付』で、0歳から高校3年生の年代まで1人一律10万円を差し上げたい。合計2兆円くらい必要だが、去年の予算の黒字である決算剰余金が4.5兆円あまり残っていて、ここから生み出せる」と述べました。

共産 志位委員長「分配のゆがみ問題 暮らし底上げで経済改善」

共産党の志位委員長は、名古屋市で街頭演説し「大金持ちと大企業が分配を独り占めし、庶民のみなさんに回らない。この分配のゆがみこそが問題だ。アベノミクスの理屈として、企業と大金持ちが儲かれば庶民に回ってくると言われたが、この9年間、回ってこなかった。ならば庶民の暮らしの底上げで日本の経済をよくしていく道に切り替えよう」と訴えました。

維新 松井代表「経費見直しと経済成長 行財政改革を国会でも」

日本維新の会の松井代表は、札幌市で街頭演説し「岸田氏も、枝野氏も分配、分配というが、そのための財源を確保する方法は、税金の使い方に無駄がないか経費を見直すことと、日本の経済を成長させて財源を増やすこと、この2つしかない。『維新』が大阪でいままでやってきた行財政改革を国会でもやれる力を与えてもらいたい」と訴えました。

国民 玉木代表「責任取らない政治変え 信頼取り戻す」

国民民主党の玉木代表は、茨城県東海村で街頭演説し「今回の選挙で取り戻さなければいけないことの1つは、政治の信頼だ。安倍、菅、岸田政権と3代にわたって、聞いたことに答えず、資料も開示しない。公文書の改ざんまで起きたが、政治家は誰1人、責任を取っていない。こんな政治を変えていこう」と訴えました。

れ新 山本代表「誤った社会変えるのも政治 チャンスはいま」

れいわ新選組の山本代表は、東京・町田市で街頭演説し「賃金が下がり続け、株主に利益が還元され続けている。この誤った社会を作ったのは政治だ。変えられるのも政治であり、そのチャンスがいまだ」と訴えました。

社民 福島党首「非正規・貧困からの脱却 最低賃金1500円に」

社民党の福島党首は、北九州市で記者団に対し「非正規雇用が全体の4割に増えたのは、自民党政治の結果だ。社民党は『非正規・貧困社会からの脱却宣言』を掲げ、最低賃金を時給1500円に引き上げていく」と述べました。

N党 立花党首「スクランブル放送 実現を」

「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」の立花党首は、東京・新宿で街頭演説し「NHKのスクランブル放送すら実現できない政治家に、この国の改革や防衛はできない。私が国民に信頼してもらえる政治を行っていく」と述べました。