冬支度 松の木にわらを巻く 恒例の「こも巻き」山形 鶴岡公園

23日は二十四節気の一つで霜の降りる頃とされる「霜降」です。
山形県鶴岡市の公園では、松の木にわらを巻いて害虫から守る恒例の「こも巻き」が行われました。

「こも巻き」は、暖かい場所で冬を越そうとする虫の習性を利用して、わらを編んで作られた「こも」を木の幹に巻き、害虫をおびき寄せて、まとめて駆除する昔ながらの作業です。

鶴岡市の鶴岡公園では、60年近く前から毎年「霜降」の時期に行われていて、ことしは「霜降」前日の22日、市から作業を委託されたシルバー人材センターの6人が、2人一組となって作業にあたりました。

冷たい風が吹く中、作業員たちは園内にある84本の松の木、一本一本に幅50センチ、長さ1メートル80センチの「こも」を手際よく縄で巻きつけていました。

鶴岡市都市計画課の亀井博行専門員は「こも巻きで、鶴岡公園の松の木は枯れることなく守られているので、このまま次の世代に立派な松を引き継いでいきたい」と話していました。

巻かれた「こも」は、来年3月の「啓ちつ」の時期に外されることになっています。