日産 10・11月生産 計画より3割減へ 半導体不足など影響長期化

日産自動車は、今月から来月にかけて、国内外の工場での生産台数を、計画よりおよそ3割減らすことになりました。世界的な半導体不足などが続いているためで、部品の調達難による生産への影響が、自動車メーカーの間で長期化しています。

関係者によりますと、日産自動車は国内外の工場の生産台数を、今月が26万3000台、来月が32万台にそれぞれ見直し、先月作った最新の計画からおよそ3割減らすことになりました。

世界的な半導体不足などが続いているためで、日産はこうした方針を22日までに取引先の部品メーカーに通知しました。

自動車メーカーでは、来月の生産について、トヨタ自動車が過去最高の水準となるものの、計画よりも10万台から15万台の減産に、ホンダも21日、来月上旬の国内工場の生産台数について、それまでの計画より1割程度減る見通しを明らかにするなど、計画を見直す動きが相次いでいます。

自動車の生産をめぐっては、東南アジアでの新型コロナの感染拡大に伴う部品の供給不足は解消しつつありますが、秋ごろには落ち着くと業界内で見られていた世界的な半導体不足が依然解消されない状況で、部品の調達難による生産への影響が自動車メーカーの間で長期化しています。