大谷翔平 選手間投票の最優秀選手 最終候補3人に選出

大リーグ、エンジェルスの大谷翔平選手が、選手たちの投票で選ばれる今シーズンの最優秀選手の最終候補3人に選ばれました。

大リーグの選手会は毎年、選手どうしの投票でその年もっとも活躍した投手や野手などを表彰していて、21日にそれぞれの賞の最終候補3人が発表されました。

このうち、今シーズン投打を通じて大リーグでもっとも活躍した選手1人を選ぶ最優秀選手では、投打の二刀流でめざましい活躍を見せたエンジェルスの大谷選手が最終候補に入りました。

大谷選手は大リーグ4年目の今シーズン、ピッチャーとして9勝、156奪三振、バッターとしてホームラン46本、100打点、26盗塁をマークし、史上6人目の「ホームラン45本、25盗塁」を達成するなど投打ともに自己最高の成績をマークし、7月のオールスターゲームでは史上初めて投打の同時出場を果たしました。

大谷選手以外の最終候補にはホームラン48本でアメリカンリーグのホームラン王を獲得したブルージェイズのゲレーロJr.選手と、打率3割9厘、ホームラン35本をマークしたフィリーズのハーパー選手が選ばれています。

1992年から行われている選手会による表彰では、イチローさんが2001年にアメリカンリーグの最優秀新人に、大リーグのシーズン最多安打記録を更新した2004年にアメリカンリーグの最優秀選手に選ばれていますが、大谷選手が大リーグ全体の最優秀選手に選ばれれば日本選手では初めてです。

選手たちによる投票はすでに終わっていて、受賞選手は今月28日に発表される予定です。

最終候補3人の成績は…

今回最終候補に選ばれた3人の成績を比べてみます。

大谷選手はピッチャーとして9勝2敗、防御率3.18、156奪三振、バッターとして打率2割5分7厘、ホームランはリーグ3位の46本、100打点、26盗塁をマークし、史上6人目の「ホームラン45本、25盗塁」を達成しました。

一方、ブルージェイズのゲレーロJr.選手は大谷選手を2本上回るホームラン48本を打ってロイヤルズのペレス選手とともにアメリカンリーグのホームラン王を獲得し、打率はリーグ3位の3割1分1厘、打点もリーグ5位の111打点と三冠王に迫る活躍を見せました。

また、フィリーズのハーパー選手は、打率3割9厘、ホームラン35本、84打点で、出塁率と長打率を足したOPSで大リーグトップの1.044をマークしました。

OPSはチームの得点にどれだけ貢献したかを示すとされ大リーグで選手を評価する際の基準の1つになっていて、ハーパー選手はタイトルは獲得していませんがOPSに表れる貢献度が選手たちの間で高く評価されたとみられます。

ゲレーロJr.選手のOPSは大リーグ2位の1.002、大谷選手は5位の0.965となっています。

選手会が選んだ最優秀選手の過去10年の受賞者を見ると、10人のうち8人が毎年11月に発表されるシーズンのMVP=最優秀選手も受賞していて、「MVPレースの前哨戦」とも言えるだけに、その行方が注目されます。