巨人 亀井善行が引退発表「名を残せたのはよかった」胸を張る

今シーズンかぎりでの現役引退を発表したプロ野球 巨人の亀井善行選手が会見を行い、歴代6位となる7本のサヨナラホームランを打ったことについて「プロに入ったからには何か残したいと思っていたので、名を残せたのはよかった」と胸を張りました。

39歳の亀井選手は、平成17年に中央大からドラフト4巡目で巨人に入団し、巧みなバッティングと強肩を生かした外野の守備で、選手層が厚いチームの中で17年間、存在感を発揮しました。

亀井選手は21日に今シーズンかぎりでの現役引退を発表したあと、東京都内のホテルで会見を行いました。

引退を決めた理由について、左足の肉離れや股関節のけがをあげ「自分のバッティングを崩してしまい、思いどおりのバットの軌道が描けなかった。結果が出ない時期も長く、けがも治りそうにもないと判断した。自分の中で、5月に引退を決めた」と説明しました。

そして、目指してきた選手像については、ピッチャー以外のポジションをこなし、巨人のコーチも務めた故木村拓也さんをあげ「2010年から不振や、けがで苦しんでいた時に拓也さんが『野球は9人でやるものじゃない。控えも光る、輝けるところがある』と教わった。レギュラーは難しいが、名脇役、黒子に徹するという思いが強くなった」と話しました。

また、歴代6位となる7本のサヨナラホームランを打ったことについて「偉大な先輩を見て努力してきたつもりだ。プロに入ったからには、何か残したいと思っていたので、そういうところで名を残せたのはよかった」と胸を張りました。

そのうえで、今シーズンの残り試合に向けて「泣いても笑っても残り少ないので、体は壊れてもいいので、思い切りバットを振りたい」と意気込んでいました。

会見の最後には、原辰徳監督が姿を見せて花束を手渡し「困ったときの亀井頼み、私の中では守り神だ。輝きを持ってユニフォームを脱ぐのは先輩としても、うれしく思う」とねぎらっていました。