東京都 認証店の要請解除後 5人以上の利用に接種証明提示検討

東京都は感染状況などの改善を受けて、今月25日以降、都の認証を受けた飲食店に対する要請を解除し、酒の提供時間や営業時間の制限をなくす方針ですが、5人以上で利用する場合はワクチンの接種証明などの提示を呼びかける方向で検討しています。

都は、今のリバウンド防止措置期間が終わったあとの今月25日以降、感染対策の徹底の認証を受けた店に対して、現在、午後9時までとしている時短要請を解除し、酒の提供時間や営業時間の制限をなくす方針です。

認証を受けた店はすでに都内全体の85%にのぼり、多くの店で通常営業ができるようになるほか、現在、酒の提供の自粛を求めている認証を受けていない店も午後9時まで提供が可能となる見通しです。

ただ、再拡大をどう防ぐかも課題で、関係者によりますと、都は5人以上で利用する場合は、ワクチンの接種や検査での陰性証明の提示を呼びかける方向で検討しています。

現在、利用は4人までとなっていますが、人数が増える場合は接種証明などの提示でリスクを避けたい考えです。

都は、こうした案について21日午後5時半から対策本部会議を聞き、正式に決めることにしています。