ロシア 新型コロナ感染拡大で9日間を企業などの休業日に

ロシアで新型コロナウイルスの感染が再び拡大する中、プーチン大統領は10月末から9日間をロシア全土で企業などの休業日とすることを決め、国民にワクチンの接種を強く呼びかけました。

ロシアではこの1週間、新型コロナウイルスの1日あたりの感染者が3万人を超える日が続き、20日には1日の死者数が1028人と、これまでで最も多くなりました。

こうした中、プーチン大統領は20日、さらなる感染拡大を防ぐため、10月30日から11月7日までの9日間を、ロシア全土で企業などの休業日に定める大統領令に署名しました。

そして政府の会議で「この時期を乗り切るには、感染するかワクチンを接種するかの2つに1つしかない。感染し、深刻な後遺症を待つ必要があろうか」と述べ、全人口のおよそ3割にとどまっているワクチンの接種を強く呼びかけました。

またこの会議で、ゴリコワ副首相は、地方自治体の代表に対し、休業日の間のイベントの禁止やテレワークの推進を求めました。

国民に対しては、ほかの地域への旅行を控えるよう呼びかけましたが、地元メディアは、9連休となったことで航空券の予約サイトの検索件数が急に増えたと伝えていて、政府の対策が感染拡大の抑制につながるのかは不透明です。