千葉県 飲食店や商業施設への時間制限 今月25日以降全解除へ

千葉県は新型コロナウイルスの感染状況の改善を受けて、飲食店などに行っている酒の提供時間や営業時間の制限などの要請を、今月25日以降すべて解除すると発表しました。また「Go Toイート」のプレミアム付き食事券の販売を再開すると発表しました。

これは千葉県の熊谷知事が20日、臨時の記者会見を開いて明らかにしました。

千葉県は緊急事態宣言が解除された後、今月24日までを段階的な緩和期間として、基本的な感染対策をとっている「確認店」には、午後8時までの酒類の提供と午後9時までの時短営業を求めるなど、引き続き飲食店などへの要請を行っています。

千葉県では最近、一日に発表される新規感染者が20人未満にとどまっているほか、重症者用の専用病床の使用率も、19日の時点で5.6%まで減少しています。

こうした感染状況の改善を受けて千葉県は、今月25日以降、飲食店や商業施設に行っている要請をすべて解除すると発表しました。

こうした措置は来月30日まで行われ、その後は感染状況を踏まえて改めて判断するとしています。

知事 「Go Toイート」食事券今月25日から販売再開も発表

熊谷知事は「今、感染状況は落ち着いているが、感染のリスクがなくなっているわけではない。店での食事は短時間にして、深酒は避けてもらい、食器や箸は使い回さないようにするなど、基本的な感染対策をお願いします」と話していました。

また、販売済みのものにかぎり利用を再開していた「Go Toイート」のプレミアム付き食事券について、今月25日から新たに販売を再開すると発表しました。